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7億匹のクローンの蚊がアメリカで逃げた

遺伝子組み換えを行った蚊

約7.5億匹を放つ計画をアメリカが認証

 

こんにちは!日が経つにつれだんだん寒さが増してきて蚊に悩まされることもなくなってきたのではないでしょうか?

 

今回はそんな蚊についてのアメリカでのお話を紹介致します。

 

以前、CNNのニュースで遺伝子を操作した、7億5千万匹あまりの蚊を2021年から2022年にかけて、アメリカ、フロリダ州に放つ計画が地元当局に正式認証されました。

蚊の写真

 

この計画に対しては地元住民が反対運動を展開してきた経緯があり、環境保護団体はジュラシックパーク実験と非難しています。

反対デモの写真

 

計画についてはアメリカ環境保護局が、今年5月、フロリダ州は6月に承認しており、今回地元モンローが正式認証しました。

 

計画に反対してきた団体は、19日に声明を発表し、間違いがあったらどうなるのか我々にはわからない、環境リスクについて真剣に分析することを不当に拒んだ。今、リスクについてさらなる検証を行うことなく実験が遂行される。と非難しているそうです。

 

なぜ?このような実験をするのか?

 

今回の実験の目的は、殺虫剤散布の代わりに遺伝子操作した蚊を使って、ネッタイシマカを駆除できるかというのを検証することにあるといいます。

実験の写真

そして、ネッタイシマカというのは、ジカ熱やデング熱を媒介する蚊として有名です。

ネッタイシマカの写真

 

つまり、病気を運ばない遺伝子操作した蚊を7億匹放つことによって、7億分のネッタイシマカが減るのではないかという計算らしいです。

蚊の大群の写真

この実験に使われる蚊は、OX5034と呼ばれる蚊で、幼虫の段階で死ぬメスの子孫しか生まれないように遺伝子操作をされているといいます。

 

蚊が血を吸うのは卵を生むメスのみで、オスの蚊は血を吸わないことから、感染を媒介させることはないそうです。

 

なので、オス、メス生まれるんですが、メスは幼虫の段階で死ぬように設定されていて、オスだけが大人になって放たれるということなのです。

 

そうすることにより、放たれたオスの蚊は人間の血を吸いませんが、蚊の量は増えて増えた分だけ余った蚊は死んでいく計算みたいです。

 

 

う〜む、なんか私の好きな映画のジュラシックパークで似たようなことやってましたね〜。映画の中では失敗していましたが・・・

 

神様の真似ごとをやり始めると大変なことになっちゃうような気がします。

 

 

信じるか信じないかは、あなた次第です!!

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