ガチやばっ!人工地震の真実
本当にあった人工地震!
こんにちは! 先日、夜中に地震があってけっこう揺れてドキドキしちゃいました。何度揺れを経験しても慣れないモノですね! さて今回は、人工地震と最近の大規模地震についてお話させていただきます。
2018年9月6日に、北海胆振地方中東部を震源とした震度7の地震が発生しました。
直前に通過した台風21号の影響もあり、大規模な土砂崩れなどの被害も出ました。ご記憶の方も多数いらっしゃるかと思います。
この北海道地震が人工的に起こされたものなのかもしれない。と言ったら驚いてしまいますよね!
ですが、もしかすると、その可能性があるかもしれないのです!
人工地震といえば、都市伝説とか言われて半信半疑な方もいらっしゃるかと思います。
人工地震はいつからある?
人工地震の歴史は結構古くからあります。1935年6月1日の読売新聞に「地球を打診」という見出しで人工地震の記事が掲載されています。
興味深いのは、1945年1月9日読売新聞「アメリカが、人工地震を研究中」という記事です。
記事には「日本攻撃に手を焼いたヤンキーどもは夢の中で夢を見るような計画を立て、対日攻撃手段を大真面目に研究している。その一つに人工地震で日本をやっつけようというのがある。(中略)その構想は日本本土沿岸の海域に天文学的数量の爆薬を使用して、一挙にこれを爆破させることによって人工地震を起こさせようというもので、東京、大阪、名古屋などの重要都市地域はこのため大地震が起こり、激震に見舞われるだろうという皮算用だ。」と記載されています。
文章の感じからして、あまり本気にしていないような内容ですが、記事が出て4日後の1月13日に愛知県でマグニチュード7以上の大地震、三河地震が発生しているのです!
これは単なる偶然なのでしょうか!?
1984年には「人工地震大きすぎた」という見出しで、新幹線が人工地震による予想以上の揺れで、新横浜ー熱海間を70㌔の徐行運転を行なったと報道されています。
この地震は、震度1程度を予定していましたが、地盤などが予想以上に弱かったために深度4〜5になってしまい、新幹線のダイヤが乱れてしまったという内容です。
こうやってみると、新聞で普通に報道されていたということは、当然テレビのニュースにもなっていたということにもなります。
この時代には、普通に人工地震が報道されていて、身近な存在であったということが、よく理解できるのではないでしょうか。
50〜60代以上の年代の方でしたら、なにを今更と思われてらっしゃるのかもしれません。
この日常的に報道されていた人工地震についてですが、どういうわけか?1992年以降、報道されなくなっちゃったようです。
そしてちょっと不気味ですが、人工地震に関する報道がされなくなってからの3年後、1995年に阪神淡路大震災が起こっているのです!
これって関係あるのかもって思えてなりません。
話によると、相当大きな地震だったみたいで、当時の画像などを見ても、空襲にでもあったように一面焼け野原になっていて怖くなりました。
現在では、新聞、テレビなどで報道されなくなったとはいえ、人工地震は地下資源の探索や地質調査などを目的として、日常的、平和的に利用されています。
地質調査をする一般の会社があって、人工地震を起こして調べているということを知って、本当に驚きました!
全然、都市伝説なんかではない感じですよね!
頭から否定する前に、よう調べないとダメだということが、よくわかりました。
どうやって人工地震を起こすのか?
人工地震を発生させるための装置を「人工震源」と言います。
調査の目的などによって、何を震源にするのか違ってくるようです。
人工震源の種類
1.爆薬によるもの。主にダイナマイトを使用します。
2.エアガンによって水中で圧縮空気を放出して地震を起こす。
3.ウォーターガンを使って水中に水を放出して地震を起こす。
4.サンパーというマス(重し)を使って、それを地面に落下させて地震を起こす。
5.バイブロサイスという機械を使ってマス(重し)を振動し、スイープ波を発生させて地震を起こす。
このように、いろいろな方法で地震を発生させることが可能なのです!
環境改変兵器としての人工地震
日常的に使われている人工震源は、それほど大きな地震を起こすことはないみたいですが、人工震源の規模が大きくなれば、それだけ大きな地震を起こせるということになりますので、甚大な被害を発生させることがいつでも可能な兵器として使用することもできるわけです。
そのため1976年、兵器としての使用が国際問題となり、国連総会にて「環境改変兵器禁止条約」が採択されました、
この時の条約で禁止されたのは人工的な地震、津波、台風を引き起こす兵器で、日本でも1982年に「地震兵器禁止条約」が承認、公布されております。
国会の質疑において人工地震を取り上げられている場面
2011年3月11日に発生した東日本大震災後の国会の質疑応答において、人工地震についての発言がされております。
2011年7月11日 衆議院、東日本大震災復興特別委員会、復興担当政務官、浜田和幸氏
「お答えいたします。 地震兵器とか自然改変装置というのは別にアメリカだけではなくて、旧ソ連も今のロシアも中国も多くの国々が研究開発に余念なく取り組んできた事実があります。しかも地震あるいは津波、人工的に起こすことは実は技術的には充分可能だ、と言われているのは「国際政治軍事上」においては常識化されているわけであります。」と発言しています。
どのような質問がなされたのかは不明ですが、人工地震について報道されなくなった1992年から約20年経過していると、殆ど一般的な存在ではなくなっているということがわかります。
一般的に知られていない方法で地震を誘発する。
これまでにご紹介してきた技術は、人工地震を発生させるためのものです。
ですが、これからご紹介するものは地震を引き起こす目的で考えられた方法ではありませんが、これが原因で大きな地震が発生したのではないか!と疑われている方法です。
CCSという方法
CCSとは? Carbon dioxide Capture and Storageの略です。
火力発電所、製油所、製鉄所など大規模工場から排出されるCO2を大気中に放出する前に捉えて、地中に貯留する技術です。
これは温暖化対策のため、化石燃料を燃やすことで発生するCO2を地下に埋めてしまい、エネルギーの利用と温暖化対策の両立を可能とした方法です。
隣接する製油所から送気されるCO2含有ガスからCO2だけを分離回収し、回収したCO2を地層に圧入します。
この地層に圧入するということが問題になるようです。
地下に不用意に高い圧力をかけて、液体その他を圧入すると、解離ガスを不安定化させ、爆発してしまい、それが地震を引き起こすのではないかと考えられています。
活断層が動いたり、プレートのひずみがたまって地震が発生するのとは、まったく別の要因で地震が発生してしまうということです。
最初にご紹介しましたように人工地震を発生させることを目的としている方法でもありません。
意図せずに起こってしまったということでしょう。
このように地層に圧入された物質の影響で地震が起こった例として、アメリカ、デンバーでの例をご紹介致します。
デンバー地震
液体の地中圧入による地震の代表例のひとつがデンバー地震です。
この地震は、1962年から1967年に頻発しました。
デンバーの兵器工場において深さ3671メートルの井戸を掘削し大量に貯まった廃液を地中に圧入処分。その後、地震が頻発したため、地中への圧入が原因ではないかとの意見に、米国地質調査所(USGS)は当初、否定的な考えでしたが、注入と地震との因果関係がないことを実証するため観測機器を設置しました。
ですが、その意に反して観測結果は、注入量と地震の発生頻度の明確な関連があることをしめしました。
1963年後半から1年間、注入を行わないと、その間の地震の回数は減少。
しかし、1964年後半から注入を再開したら、地震活動が元に戻りました。
このような結果を踏まえ、注入と地震の明確な関連性が認められました。
これと同様の原因ではないか、考えられる事例がもうひとつあります。
それは、これまで地震がほとんどなかったオクラホマ州群発地震についてです。
2011年にマグニチュード5,6、2016年にはマグニチュード5,8の地震が発生。
この発生原因は解明されておりませんが、シェールガスの採掘に伴い、廃水を高圧で流し込む「水圧破砕法(フラッキング)」によるものではないかと考えられています。
このように大量の廃水などを地中深く圧入するなどが原因で、大きな地震を誘発することが、アメリカでの多くの事例で証明されております。
こうした結果を踏まえてオクラホマ州では、このような原因での地震増加を防止する対策を開始。
油井、ガス井に注入される廃水の量を制限する新しい規制が制定されています。
日本ではどうなのか?
日本の現状はどうなっているのでしょうか?
日本でもアメリカ同様に、地層に物質を圧入する技術が使用されています。
前述しましたCCSの実証試験がそれで、日本で初めて行われたのが新潟県長岡市、そして2番目が苫小牧市です。
長岡市では、2003年7月7日にCO2を地中に圧入開始。
1年3ヶ月後の2004年10月23日に新潟県中越地震震度7が起きて、2005年1月11日の実験終了、その2年半後、2007年7月16日に新潟県中越沖地震震度6が発生しております。
圧入開始して4年間で2回の地震が引き起こされているということになります。
関連性が本当にないのか、かなり疑わしいのではないでしょうか!
このCO2を圧入するCCSという技術が地震を誘発しているのではないか、という考えを主張しているのは、石田昭氏。
2013年に石田氏は、苫小牧CCSによるCO2圧入が本格的に開始される前に、苫小牧市周辺での大地震発生を危惧していました。
苫小牧では隣接する製油所から送気されるCO2含有ガスからCO2だけを分離回収。
回収したCO2を苫小牧港、港湾区域内の地層へ圧入します。
回収したCO2は、最大228気圧まで圧縮されたうえで3000メートルの地中深く送り込まれます。
2016年2月から本格的にCO2を圧入。
そして、開始2年半後の2018年9月に震度7の大地震が発生。
今までに見たこともない広範囲な山崩れを引き起こし多大な被害が出ました。
新潟県、北海道の二つの地震は、アメリカでの事例を考慮すれば、CCSとの関連性がある確率が高いのではないでしょうか!
ですが、現状ではCCSとの関係についての報道は一切ありません。
アメリカでの事例は黙殺され、検証さえもされていない現状で、このCCSの行う施設は全国展開される予定となっているそうです。
そのなかでも、一番危惧されているのが、千葉県の東京湾岸でのCCS計画です。
これがこのまま進行すれば、東京都に大地震が発生する可能性が高いと思われます。
地球深部探査船「ちきゅう」の危険性
「ちきゅう」という探査船があるのをご存知でしょうか?
この「ちきゅう」という船は凄い機能を持った船だそうです。
な、なんと! 世界最高の掘削能力があり、人類史上初めてマントルや巨大地震発生域へのすごく深いとこまで掘ることができる世界初のライザー掘削ができてしまう調査船なのです!
水深2500メートルの深海域で、地底下7500メートルまで掘削できるそうです。
それで、この人類史上最高の掘削能力を駆使して、日本の周辺の海底にたくさん穴を掘っています。
そのなかでも危険なのではと危惧されているのが「南海トラフ地震発生帯掘削計画」という調査計画です。
これは、巨大地震が発生する地層断層を掘削し、発生の鍵となる岩石試料を採取しデータ観測を試みる計画。
2007年から計画はスタートし2018年までに南海トラフ地震発生帯で12ヶ所を掘削。
そしてこの海底にあけられた穴が危ないとのことなのです!
なぜなら、深海ではかなり大きな水圧がかかっています。
その深海の海底に穴をあけるとなると、あいた穴には高い圧力がかかった海水が流れ込むということになります。
つまりCCSで地中に向けて廃液などのような物質を圧入するのと同じ現象が起きてしまうというわけです!
これは、アメリカの例からもわかりますように、地震を誘発させる危険性が非常に高いことが理解できるのではないでしょうか。
それに加え、もともと南海トラフは地震が起こりやすいエリアですので、地震が誘発する可能性が一段と高くなるのではないでしょうか。
人工地震と自然発生地震の見分け方
人工地震と自然発生地震の見分け方を簡単にご紹介致します。
人工地震と自然発生地震の一番の違いは、地震計の波形に違いが顕著に表れるようです。
自然のものは、初期微動と呼ばれる小刻みなP波(縦波)と、主要動と呼ばれる大きな揺れによるS波(横波)という2種類の波が発生します。
人工のものは、初期微動のP波がほとんど発生せず、主要動のS波で全体のほとんどが構成されています。
このような地震計の波形の構成は、地中でダイナマイトを爆発させて地震を発生させた場合に見られます。
これと似た形の地震計の波形は、人工地震の可能性が考えられるとのことです。
冒頭で、北海道地震がもしかしたら人工地震かもしれないというのは、この地震の波形がP波がほとんどない主要動のS波で構成されていたからです!
あれほど広範囲に山崩れになったという部分でも、あまり自然な感じがしないのではないでしょうか。
人工地震である可能性が高いといっていいと思います。
これから、地震が起きたら波形をチェックされてみてはいかがでしょうか。
それはもしかしたら、人工地震かもしれません!
信じるか信じないかは、あなた次第です!!
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