コンピューターの進化の脅威!
こんにちは! 11月に入り、朝晩ますます冷えてきましたね!
風邪はもちろん、ウイルス対策はしっかりして体調には気をつけてくださいね!
ところで、みなさんは、コンピューターを使っていますか?
今の時代、ほとんどの方がスマートフォンを持ってらっしゃると思うので、使ってますよね!
私もアップル製品をこよなく愛しておりますので、パソコンもスマートフォンもアップルを使っております。
今回は、そのコンピューターの進化の脅威についてお話させていただきます。
コンピューターの進化の2つの方向性
性能の進化
コンピューターの進化というのは、大きく分けて2つの方向性があると言われております。
その1つが「性能の進化」です。
コンピューターの性能というのは、日々進化していて色々なことができるようになっております。
「人工知能」というのも、この性能の進化の最先端だと言えます。
サイズの進化
もう1つの方向性というのが、大きさの進化「サイズ」です。
1940年代ぐらいに作られた初期のコンピューターというのは、大きな部屋の中に大きめの本棚ぐらいの計算機が何個もある図書館のようなコンピューターでした。
このコンピューターの計算能力というのが、なんと! 現在の電卓よりも低かったそうです。
これほど小型化されております。
そして、時は過ぎ40年ほどたって、1980年代、この時代に家庭用のパソコンが初めて出たぐらいの時期だったのですが、この時期に国が作っていた最先端のコンピューター、これもまた、大きなコンピューターで何個も計算機を繋げたようなものだったんですが、この性能というのは、現在のスマートフォンよりも低かったそうなんです。
なので、そういう風に考えますと、今、ニュースなどで見るようなスーパーコンピューターKというのがありますけども、これも何年が経てば、手の平サイズのモバイルコンピューターに負けてしまうというふうに考えられております。
このように、コンピューターというのは、どんどん小型化されていってるのですが「小型化」という技術に関しての最先端というはどうなっているのでしょう。
実は・・・なんと! もう私達の目には見えない世界にまで及んでいるのです!
これは、小型化の技術を結集して作られた「ナノマシーン」というのがあるのです!
どれくらい小さいものかと例えるならば、1メートルという長さがあります。
これを1000分の1にした長さが1ミリメートルになります。
さらに1000分の1にしたものが1マイクロメートルです。
これをもう1回1000分の1にしてやっと1ナノメートルになるのです。
ですので、1メートルの10億分の1倍したものが1ナノメートルなるんです。
そう聞いてもまったく想像がつかないと思いますが、身近なもので言えば、サランラップの厚みが10数マイクロメートルになります。
まだこれでもマイクロメートルの世界です。
ナノの世界とは、サランラップの厚みを10倍以上小さくしたものになるのです!
例えば、人間の体の細胞や細菌などは、マイクロメートルの世界と言われております。
これよりもさらに小さいものウイルス、これがナノの世界です。
つまり、ナノマシーンはウイルスと同じ大きさのものということになります。
では、こんなものが本当にあるのか? ということなのですが、実際に2009年に名古屋大学の「いくた教授」という方が、光を使って加工して光の力で動くナノマシーンをすでに開発されています。
ではなぜ? こういうナノマシーンが一体なんのために作られているかと言いますと、主には医療のために作られています。
ナノマシーンがどんどん実現していけば、医療界が飛躍的に発展すると言われています。
例えば、日本人の死因の1位を占めているのは「がん」ですが、現在も効果の高い抗がん剤というものはたくさんあります。
ですが、抗がん剤が体の中に入ると、がん細胞に到達するまでの間に効果が徐々に薄れていってしまうということがあるんです。
さらには、他の正常な細胞にも影響を与えてしまって、それが副作用になってしまうということが問題となっています。
ですが、実際に発表されたナノマシーンの研究では、ナノマシーンに抗がん剤を乗せて、それが限定的にがん細胞のところに行って、がん細胞の中に入った時だけ抗がん剤を放出する、そうすることによって正常な細胞への副作用を最小限にとどめる治療が何年かしたら実現すると言われています。
そして、将来的には、病気を持っていない人であったとしても健康な体にナノマシーンを先に走らせておいて、病気が検出された時点で自動的に治療を始めてもらったり、あるいは、人間ドッグみたいな検査をしてもらっておく、という体内病院と呼べるようなことが実現する可能性が今、みられております。
ただそのためには1つ超えなければいけない問題があって、それは、ナノマシーンの数なのです!
ナノマシーンほどの小さいものが、人間の体の中で効果的に働くためには、大量の個数が必要になるんです!
例えば、インフルエンザのウイルスが体の中に入ってきた時に、最初は1個のウイルスでも24時間後には、100万個に増えています。
こうなった場合に1個のナノマシーンでは、処理しきれません。
だからと言って、ナノマシーンを1個1個、100万個作るのは、膨大な労力とコストがかかってしまいます。
では、どうしたらいいのか?というところで、今、考えられているのが、ナノマシーン自体に自己複製機能を持たせるということなのです!
この「自己複製機能」というのは、例えば、生物の細胞も持っているのですが、自分のコピーを作るということです。
つまり、体内にあるその周りにあるものを素材として自分のコピーを作るというプログラムを入れておけば、状況によって自分自身をどんどんどんどん複製してくれるということです。
なので、1日に100万個のナノマシーンを作るということも可能になってくるということになるのです!
ですが、この考え方にも一方では、恐ろしい危険性も孕んでいるのです!
それが「システムエラー」という問題です!
この自己複製機能がシステムエラーを起こして、暴走してしまう可能性があるのです!
具体的に言いますと、体内の素材を使って自己複製を繰り返すナノマシーンなので、際限がなくなると、やがては、人間の体を内側から食い破ってしまうということになります。
そして、食べるものがなくなった時、外に漏れ出してくるんです。
それで、先程も記載しましたように、ナノマシーンというのは、ウイルスと同じ大きさなわけですから、インフルエンザウイルスのように空気中を飛び回るという風に考えられています。
そうなった時に、知らない人が吸い込んでまたその中で自己複製機能が発揮されてしまうと、まさに! ナノマシーン自体が新種のウイルスになってしまう可能性があるのです!
そしてこのナノマシーン自体に関して、今の所は特効薬みたいなものはありませんし、そもそも現在の検査方法では検出すらできるかどうかもわからないのです!
もしも、このようなナノマシーンが悪意を持った人間に利用されてしまったら・・・人間だけではなく、人間が食べるもの、例えば、家畜や動物、草、木、地球上のあらゆるものを食べ尽くして自己複製を続けてしまいます!
恐ろしいのは、そうなった時に、地球上のすべてのものが食べ尽くされるには、数時間もあれば足りると言われています。
つまり! 数時間も経ってしまえば、地球上のありとあらゆるものは食べ尽くされて、残るのは、ただただ無限に自己複製を繰り返すナノマシーン凝集体で、それだけがビッシリと詰まり、青かった地球が灰色のドロドロしたもので覆われてしまうと考えられています。
まるで、粘土みたいに微粒子が集まって来るのです!
そして、この灰色のドロドロというのを英語で「Grey goo(グレイ・グー)」と言うのですが、実際にグレイ・グー問題として警鐘を鳴らしている科学者もいます。
う〜む、そもそもは、人類を救うために作られたテクノロジーが、将来的には人類を滅ぼしてしまう存在になってしまうかもしれないですね〜・・・
信じるか信じないかは、あなた次第です!!
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