ハウスクリーニング&家事代行のプロが教える!おうち洗剤とおうち道具を使ってポットやベランダ、お風呂、鍋のガンコな汚れを簡単に落とすおそうじ術
こんにちは! ポットやコーヒーメーカーをお掃除しようと思ったら何やら白い汚れがあって落ちない・・・
洗濯物を干そうとベランダに出て下を見たら汚れて黒ずんでいる・・・
お風呂に入って洗い場を見たら全体にもやもや汚れていて、シャワーを出したら、なんか出が悪い・・・
料理をしようと鍋を見たら、外側に黒い焦げがガチガチで落ちない・・・
なんて、このように悩まれている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ハウスクリーニング&家事代行のプロが、おうち洗剤とおうち道具を使ってポットやベランダ、お風呂、鍋のガンコな汚れを簡単に落とすおそうじ術をご紹介します。
おうち洗剤クエン酸・レモン汁を使ったおそうじ術
クエン酸を使ってケトルのカルキやコーヒーメーカーの汚れを簡単に落とすお掃除方法
お掃除がしづらい形状の電気ポット類は、いつも間にか水垢がこびりついています。
アルカリ性の水垢は、酸性のクエン酸を使って汚れを中和させましょう。
クエン酸を入れて2回沸騰させるだけで水垢を溶かしてくれますので、研磨剤などを使ってゴシゴシこすらなくても、簡単にお掃除できます。
コーヒーメーカーでも同様にお掃除できますのでぜひ試してみましょう。
1.ポットにクエン酸を入れます
ポットにクエン酸と水を入れてスイッチを入れます。
沸騰させたら、そのまま一晩放置します。
2.再沸騰させます
一晩放置させたら、ポットの水を捨てます。
次に水を入れて沸騰させれば完了。
レモン汁と重曹を使ってベランダの黒ずみ汚れを簡単に落とすお掃除方法
ブラシと水を使ってゴシゴシこすってもなかなか落ちないベランダの汚れには、レモン汁と重曹を使えば簡単に落とせます。
固まり汚れに重曹をふりかけて、レモン汁を垂らすと発泡して泡が灰色になります。
そのタイミングでブラシを使ってゴシゴシこすれば汚れがみるみる落ちていきます。
ブラシでこすった後は、水で流せば完了です。
ついでにベランダの排水口もゴミを取り除いてから終了しましょう。
1.ベランダの黒ずみに重曹とレモン汁をかけます
重曹とレモン汁をベランダの黒ずみの上に垂らすと、シュワっと発泡して汚れが浮いてきます。
2.ブラシでこすります
泡部分をブラシでこすります。
広範囲の汚れには、デッキブラシを使うとお掃除が早く終わります。
3.排水口のゴミを取り除く
排水口のゴミを取り除いてから、ブラシでこすり、水はけをよくしておきましょう。
クエン酸を使ってお風呂のシャワーヘッドや浴槽の側面の水垢汚れを簡単に落とすお掃除方法
お風呂のシャワーヘッドは、水垢がたまってくると、水圧が弱くなっていきます。
このようなガンコな水垢でも簡単に除去できるのが、水回りの汚れ落ちに効果を発揮するクエン酸パックです。
30分ほど放置すれば、汚れをみるみる分解して浮かせてくれます。
あとはサッと洗い流せば、お掃除完了です。
浴槽の側面の同様にクエン酸パックでお掃除できますのでぜひ試してみましょう。
キレイになったシャワーヘッドは、カビ菌などを寄せつけないために、時々バスマジックリンをシャワー穴に直接噴射してお掃除するようにしましょう。
1.クエン酸パックを作ります
洗面器にクエン酸とお湯を入れて、しっかり混ぜます。
その中にティッシュを浸します。
2.シャワーヘッドをティッシュで包みます
クエン酸に浸したティッシュで包み込みます。
そのまま30分ほど放置して、洗い流します。
3.浴槽の側面をクエン酸パックする
浴槽の側面も意外と汚れていますので、クエン酸パックが効果的です。
レモン汁と重曹を使ってお風呂の洗い場のカルキ汚れを簡単に落とすお掃除方法
お風呂の床のカルキ汚れは、広範囲ついていて落としにくいものです。
そのまま放置してしまうと、もやもや汚れが層になって落ちにくくなってしまいます。
そんなガンコなカルキ汚れを一掃できるのがレモン汁と重曹を使ったお掃除です。
床全体にレモン汁と重曹をまけば、もこもこと泡が出てきて、一気に汚れを浮かせてくれます。
そのまま20分ほど放置して、たわしなどで入り込んだ汚れをかき出してシャワーで洗い流して完了です。
1.洗い場の床全体にレモン汁と重曹をかけます
床の全面に重曹をまき、まいた重曹がすべて泡になるまでレモン汁をまわしかけます。
2.ブラシでこすります
泡が出てきたら、汚れが浮いてきますので、ブラシでこすって落としていきます。
汚れを落とし終わったら、シャワーで丁寧に洗い流して完了。
※レモン汁はたっぶりかけましょう。
おうち洗剤クレンザーを使ったおそうじ術
クレンザーを使ってガチガチに固まった鍋の焦げ汚れを簡単に落とすお掃除方法
こびりついて真っ黒になってしまった鍋の焦げは、クレンザーで削ってお掃除すると簡単です。
絶対に落ちないと思うような焦げついた鍋も、黒焦げだった鍋とは思えないほどキレイになります。
そんなクレンザーを使ったお掃除方法はとても簡単です。
鍋が傷つかないように、始めは、布→スポンジ→メラミンスポンジと、研磨の具合を変化させていきましょう。
まずは、少し目の粗い布にクレンザーをつけて鍋の表面汚れを落とし、スポンジに持ち替えて、目の粗い方でガンコな部分をこすり落とします。
仕上げにメラミンスポンジで磨けば、黒焦げを完全に落とすことができます。
ですが、あまり強くこすってしまいますと、傷がついてしまいますので、手加減しながら汚れを落としましょう。
さらに、鍋を汚さない予防法として、吹きこぼれてしまった鍋は、放置せずスグに洗うようにすることで、焦げはこびりつかないようになります。
1.布にクレンザーを塗ります
いらなくなった布や雑巾にクレンザーをつけます。
目が粗い布なら汚れがよく落ちます。
2.鍋をなでるようにこすります
クレンザーをつけた布で鍋をこすります。
ガンコな部分は、スポンジの目の粗い方で汚れを落とします。
3.メラミンスポンジを使って仕上げをします
スポンジや布で大きな汚れを落としたら、仕上げにメラミンスポンジを使って磨きあげます。
鍋の焦げつきの予防策
吹きこぼれた後に鍋を洗う時は、外側もキレイに洗うことが大事です。
焦げついた食べ物の成分は、放置せずに洗うようにすればよく落ちます。
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